今回は阳澄湖yángchénghú（日本語名は陽澄湖、ようちょうこ）のサイクリングの紹介をさせて頂きます。
阳澄湖は蘇州にある119km2（霞ヶ浦の約70%）、平均水深約2mの浅い湖です。また上海蟹の養殖地の中でも最も有名な湖として知られており、ここで養殖されている上海蟹は高値で売買されており、そのほとんどが海外に出荷されるとのことです。
こちらの湖の南側にはサイクリングロードが整備されており、景色も非常に綺麗なため中国蘇州で自転車に乗られている方は一度走られる事をお勧めします。
■コース全体地図
サイクリングコースは上記の赤線で南西の端から北東の端まで一番北側のコースを走って約17km。地下鉄一号線星海広場駅から北東の端まで約21kmで大体往復で3時間程度です。
（※2020年10月現在所々サイクリングコースが工事中で通行止めとなっています。ただし安心してください。すべて道はどこかで必ずつながっております。回り込めば先に進めます。）
今回は南西から湖の真ん中にある半島？の付け根までの約8km部分のおすすめポイントを紹介させて頂きます。
■自然を満喫
水辺に近いサイクリングコースなだけあって景色がとても綺麗です。かなりの自然が残っており四季折々の草花と、多種の鳥類が見られます。
また大きな湖以外にも多数の水路もあり、東洋のヴェニス蘇州を満喫できます。休日には芝生にマットを敷いたり、テントを張ってゆっくりしている方々もいらっしゃいます。
■舗装路の状態が良好
舗装路の状態が非常に良く自転車で走りやすいです。また信号もないため快適に走行できます。（休日は自転車以外にも、歩行者、電動バイクが結構います。走行には十分ご注意下さい。）
下記の一番上の写真は湖上の道です。所々に湖の上に道が作られており景観が最高です。さすが中国です。（日本ではこういった綺麗な場所は自然をなるべく壊さないようにするためこういった整備、建築は中々出来ないと思われます。。）中国にいるうちに満喫したいと思います。
＋所々に休憩場所が設置され、ゆっくり休憩出来ます。読書等にも最適です。
■自然以外の見所
＋ヘリポート
結構大きなヘリポートがあり、運が良ければ離着陸するヘリコプターが見られます。私も何度かここで小型のヘリを見たことがありますが、やはりかっこいいですね。建物も少し古いですがいい雰囲気を持っています。休日は家族連れの方々がよく見学されています。
＋モニュメント
小さなモニュメントから15mくらいの大きなモニュメントまで所々に設置されています。どれも自然と調和した作品となっております。なんとなく昔家族でいった箱根彫刻の森美術館を思い出します。
＋教会
このサイクリングロードの南西の端には大きな教会があります。十字架が見えるのでキリスト教でしょうか。この周りでは良くウェディングドレスとタキシードをきた幸せそうな方々の写真を撮影しています。こういった人達を見ていると結婚したくなりますね。。
■その他 ブラックバスの管理釣り場
教会の近くにはブラックバスの管理釣り場がありました。値段は書いておらず分かりませんが、今度機会があれば行ってみたいと思います。
写真の日は土曜日でしたが、釣り人は10人程度で混雑はしていませんでした。
以上で紹介を終わります。蘇州で自転車に乗るのであればぜひお勧めです。
こちらのサイクリングコースは自然を堪能できます。ストレスが溜まっているときに自然の中で体を動かすのは最高のリフレッシュだと思います。
それではまた次回お会いしましょう。今日もお疲れ様でした。
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