今回は厄年についてお話しさせて頂きます。
早速ですが皆様は厄年を気にされて生活されていますでしょうか?
私は親戚がお正月に集まったときに「今年や厄年なので厄払いにいかないと」という会話を何度か聞いたことがあります。しかし今まで特に自分ごとには捉えず厄払いにも行ったことがありませんでした。しかし去年人生で一番の体調不良となり、その年が厄年だったことから少し調べてみましたので皆様にも共有させて頂きます。
■厄年とは
厄年は男性は数え年で25歳、42歳、61歳。女性は数え年で19歳、33歳、37歳、61歳とされ良くない事が起きやすいと言われています。特に男性42歳、女性33歳の時は大厄と呼ばれ、良くない事が起こる確率が非常に高い様です。
厄年は平安時代から存在していた様で陰陽道に起源があると言われていますが、実際の出どころや根拠はよくわかっていない様です。しかし日本では現在でも根強く信じられています。
この年齢付近では進学、就職、転職、昇進、結婚、退職等があり用心しておくに越したことはないと思われます。
こうみると女性の30代は前厄、後厄含めると半分以上は厄年ですね。ぜひお気をつけください。
補足情報:日本でも地域や神社により年齢の数え方や行事に大きな差異があるとのことです。例えば川崎大師では数え年では無く満年齢で数えるとのこと。詳細は神社にお尋ねください。
■厄年で何をすればいいのか?
一般的には旧暦のお正月でもある「節分」の前までに厄除け・厄払いするようです。初詣のときに一緒に済ませるのがいいとのこと。
私は現在中国駐在中で厄除け・厄払いはおろか「初詣」も2017年から行っておりませんでした。そうしたところ数え年42歳の大厄時(2020年)に体調が崩れ現時点でも体調が戻っておりません。今まで厄年を全く信じておりませんでしたが、日本に帰れる時があればまず厄払いを受けようと思っています。
■他国での厄年
イギリスやスペイン等のキリスト教の国、またトルコやエジプトのようなイスラム教の国にも同じ様な風習があるとのことです。
中国では自分の干支の年が本命年といい日本の厄年と同じ様な意味の年になるとのことです。日本では年男や年女は縁起がいいので真逆ですね。
■日本で厄除け・厄払いで有名な神社仏閣
ちなみに私は日本にいる時はお正月に神奈川の寒川神社に行っておりました。
+北海道:北海道神宮
+福島県:開成山大神宮(みちのくのお伊勢様)
+栃木県:佐野厄除け大師(惣宗寺)・足利厄除け大師
+群馬県:青柳大師
+埼玉県:道合大師・川越大師
+千葉県:千葉神社・観福寺大師堂・小塚大師・千葉厄除け不動尊
+神奈川県:寒川神社・川崎大師
+東京都:西新井大師・拝島大師本覚院・深大寺・目黒不動尊・飛不動尊・妙法寺
+静岡県:法多山尊永寺・三嶋大社・岩水寺
+愛知県:国府宮神社
+三重県:津観音・継松寺・松尾観音寺
+京都府:石清水八幡宮・八坂神社・平安神宮・鷲峰山金胎寺
+兵庫県:清荒神清澄寺・東光寺(門戸厄神)・多井畑厄除八幡宮
+大阪府:大聖観音寺
+滋賀県:安養寺
+奈良県:信貴山千手院・松尾寺
+岡山県:倉敷由加山・和気神社
+徳島県:薬王寺
+香川県:白峯寺・弥谷寺
+愛媛県:遍照院
+福岡県:若八幡宮・愛宕神社
+鹿児島県:鹿児島神宮
以上となります。
病は気からとも言います。厄年の様な昔からの風習は統計学的には不明確ですが、生理学上、または人生の選択等で何か重要な年で注意してくださいというメッセージなのでだと思います。
私は厄年のせいかわかりませんが、男大厄の42歳で厄払いをしなかったところ健康が著しく悪化しました。病院に行ってもいまいち根本の原因は不明で、日本に帰国した際にまずはお参りに行こうと思います。
ぜひ皆様も注意するに越したことはありません。厄年には念のため厄払いに行く、または行かずとも普段より一層注意して生活することで災難を回避することをお勧めします。特に健康にはお気をつけください。
それではまたお会いしましょう。
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