今回は蘇州の南西部にある霊岩山（中国語：灵岩山 拼音：língyánshān）を紹介させて頂きます。
霊岩山は蘇州の中心部から電車で一時間程度で入口につき、2時間程度のお手軽なハイキングが楽しめる標高182mの山です。
頂上付近にはお寺があり、中には立派ば像が多数見られます。また山頂とは思えない綺麗な庭園があり、奇怪な形をした岩や池が見られます。
お寺を超え更に進むと山頂があり太湖や蘇州の市街地を一望できます。そしてそのさらに奥にはそんなに長い距離ではないですが、急勾配な登山道があり本格的な登山気分を味わえます。
お手軽な観光、また日頃の運動不足の解消に是非お勧めさせて頂きます。
住所：苏州市吴中区木渎镇灵岩山景区中山西路38号
地図：https://j.map.baidu.com/6b/T1K
アクセス：地下鉄5号線の灵岩山駅を降りて徒歩で北方向に徒歩で10分程度で下記写真の西門に到着します。
西門写真。この日は日曜日でしたが、多数の人で賑わっておりました。
ここからお寺までは整備された安全な道が続きます。女性やお子様にも安心です。
この付近の右側には綺麗な竹林がありました。
道は分岐がいくつかありました。とりあえずお寺方面に進むことをお勧めします。
こちらの黄色い建物がお寺です。もう少し進むと右側に入り口が見えてきます。
お寺の入り口部分。ここまで西門から27分でした。
お寺の入場料は1元です。支付宝かWechatで支払い出来ます。支払った画面を見せると中に入れます。
入ってすぐに弥勒菩薩の像があり、その左右にある四天王の像があります。精巧さ、大きさともに圧巻です。特に四天王はかなりの迫力があり、お子様にお勧めさせて頂きます。
お寺の中の広場。
それぞれの建物に仏像が多数あります。
建物の廊下部分にあった煌びやかな装飾。
見所の一つ「灵岩塔」。7回建て34メートルの塔です。梁の時代の建物のようです。
こちらは庭園部分です。
蘇州では多くの庭園でこのような奇怪な形状の石が見られます。この石は太湖石というようです。太湖が昔は内海だったことにより、周囲にあった石灰岩が太湖の水に侵食されこのような形状になったようです。
こちらも庭園部にあった池です。金魚が沢山泳いでおりました。
お寺を出て、更に奥に歩いたところにある山頂からの景色です。お寺の観光含めてここまで1時間強でした。遠くに太湖が見られます。
こちらは蘇州市街地側の景色です。
頂上を超えてさらに進んだところにある本格的な登山が味わえる部分。写真ではあまり分かりませんが、かなりの急勾配でした。日本の登山で一般的に言われる中級と初級の間くらいの難易度でしょうか。
私は怖くて降りれませんでした。日本にいる時は毎週のように登山に行っていたのにすっかり体が忘れてしまったようです。精進し直したいと思います。
こちらは少し難易度が低そうなコース。こちらであればなんとか降りれらました。
駅に戻るため降りたコースを今度は登りました。登りは下りの時より恐怖心が和らぎ、怖くはないのですが体力を使います。とてもいい運動です。
帰路につきお寺の前付近で見えた夕日です。高いところから見る夕日は最高です。
補足ですが上記の写真は中国で人気の菠萝蜜（拼音：bōluómì）という果物です。英語名はJACK FRUIT、日本語ではパラミツというようです。一緒に行った方に頂きました。世界最大の果実と言われているようで、パイナップル？に近しい食感と味にマンゴのような香りが混ざったような味で非常に美味しかったです。
今回は以上となります。
蘇州にお住まいで軽いハイキングがしたい方、仏像やお寺が好きな方に是非お勧めさせて頂きます。また頂上以降の部分はコースは短いですが本格的な登山が楽しめますので、登山好き方にも是非お勧めさせて頂きます。
それではまたお会いしましょう。
コメント