先日HSK3級を中国蘇州で受験しましたので申し込みから結果確認までの流れ、方法や経験談を紹介させて頂きます。
HSK試験は中国政府公認の試験で、グローバルで公的証明として利用できます。以前にHSKの概要を下記でまとめていますので詳細は下記をご覧ください。
今回はまず日常で使用する中国語の基礎である3級を受験しました。
■申し込み方法
①下記の中国HSKの公式ページを開きます。
中国HSK公式HP(日本語):http://www.chinesetest.cn/ChangeLan.do?languge=jp
②クリックするとHPが表示されますので、登録をクリック。
③登録協議に同意して、必要情報を入力し、IDとパスワードを設定します。
④IDとパスワードを登録し終わったら、その情報を入力し、「ログイン」クリック。
⑤画面が変わりますので、「今すぐ申し込む」をクリック
⑥受ける級の説明書きの画面になるので確認し「今すぐ申し込む」をクリック
⑦試験会場とTest formatを選択
Test format でPaper baseとInternet baseを選択できます。
私はInternetを選択しました。Internetをお勧めします。理由は下記となります。
①試験の申し込みの締め切りが10日前まででPaperより間際でも受験申し込み可能
②各自でヘッドフォンで受験するので音が聞きやすい。
③聞き取りで問題が始まるときに自動でその問題の回答欄にページが移動するので回答欄を間違わない。
④文章の中の文字が抜けていて、上に拼音が書いてあり、漢字を書く問題がありますが、パソコンだと拼音を入力すれば漢字の候補が表示されるので手書きより楽です。(パソコンの拼音漢字入力に慣れておく必要がありますが。)
⑧受験生情報を入力し「次へ」をクリック。(携帯電話認証をする必要があります)
⑨写真をアップロードし「次へ」をクリック。
写真の要求事項
・サイズ40mm×30mm
・データ容量100K
・スナップ写真不可
・背景は白
私は携帯で自撮りした写真(背景白)でしたが特に問題ありませんでした。
写真のアップロードはインターネットのブラウザにより出来ないので注意が必要です。MACのSafariでは出来ました。インターネットエクスプローラは出来ませんでした。HPではChromeまたはFireFoxが推奨になっています。
⑨入力した情報を確認する画面になります。確認し「次へ」をクリック
⑩郵送情報を入力し「submit」をクリック
上記で予約完了です。
■試験費用支払い
上記の申し込みが完了したときに支払い期限が表示されます。HP内の「個人情報センター」からオンライン決済が出来ます。忘れないうちに支払いましょう。金額は3級は413.3元でした。4級は530元でした。4級は若干高い感じがしますね笑。
(参考:私が4級を申し込んだときは試験日が3/7に対して支払い納期は2/25でした。)
■受験票の印刷
試験日に受験票を持ってくるのを忘れると受験できません。忘れずに試験前に印刷しましょう。こちらも個人情報センターから印刷できます。受験票が作成されるとHSKからメールが来きます。私の場合は1/9が試験日で12/31に受験票作成完了のメールが来ました。
補足ですが上記のメールを受け取った同日に私はALISHAさんという面識のない人からメールをもらいました。迷惑メールかと思ったのですが、中身はHSK試験当日の注意事項が中国語と英語で書かれていました。内容は下記を試験当日に忘れない様にというものでした。皆様も迷惑メールと間違えない様にお気を付け下さい。
+印刷した受験票、パスポート、紙試験の場合2B以上の鉛筆の持参
+健康状態をみるQRコード(蘇州は蘇康码)
+マスク
■試験当日
持ち物
+印刷した受験票、パスポート、紙試験の場合2B以上の鉛筆の持参
+健康状態をみるQRコード(蘇州は蘇康码)
+マスク
①試験会場に到着
私は蘇州の星港学校を選択したところ、星海広場から徒歩5分の鳳凰ビルの東側の建物の13階でした。10分前に到着しましたがエレベーターを降りると入室待ちの方の列が出来ていました。日本人が1/3?くらいで、日本人以外の方も多数いらっしゃしました。
②上の写真の一番奥のカウンターで受験票、パスポート、健康状態の確認のQRコードチェックを実施。
その後左右どちらに進むか指示されます。
③入室
部屋に入室すると試験官が入り口で受験票をチェックし、座席(既に決まっています)を指示され、同時にバックは部屋の隅に置く様に指示されます。受験票は確か手元に持っておく必要があったと思います。
私は受験票に書いてある部屋に行き待っていたのですが、別の部屋に行く様に指示されました。いい加減なものですね笑。
ちなみに私の部屋はほぼ日本人がおらず欧米人がほとんどでした。これからの時代欧米人も中国語が必要な時代がくるのかもしれません。
④試験スタートまでにIDとパスワードをパソコンに入力します。(パソコンと一緒に自分のIDとパスワードの情報が記載されている紙が置いてあります。)その後ヘッドフォンの音量を調整します。画面の指示に従っていけば問題なく出来ます。ちなみにこのときはまだトイレに行けます。
⑤試験開始
⑥試験終了、解散
⑦成績がHPの個人情報センターの成績情報にUPされます。
私は1/9にうけて1/29にはUPされていました。結果は合格でした。今まで勉強を教えて頂いた中国語の先生のおかげです。ありがとうございました。この調子で4、5級も帰任までに取得したいと考えています。
以上です。皆様ももし中国語を勉強しているのであれば目標としてHSK試験を受けてみるのも面白いと思います。私は試験を受けないとやる気が出ないタイプのため、継続して次の級に挑戦します。
今は世界の5人に1人は中国人ですので中国語を学んで損はないと思います。最近では就職の際にも中国語が出来ると有利になる企業が結構出てきました。私は英語も勉強していますが、中国語の方が英語よりヒアリングは比較的分かりやすい気がします。(英語のNativeの発音は繋がっているので分かりづらいですが、中国語はそんなことはなさそうです)。
それではまたお会いしましょう。再见。
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