今回は 工業園区の日本人街「师惠坊(師恵坊)」に2021にオープンした「北疆飯店」さんについて紹介させて頂きます。
こちらは师惠坊の中央付近の日本料理店「増増」さんのすぐ近くに出来たお店です。
北疆(ほっきょう、中国読み:Bĕijiāng)とは新疆ウイグル自治区の天山山脈の北側の地域で、モンゴルとの国境のアルタイ山脈、カザフスタンとの国境のアラタウ等の山に囲まれた地域とのことです。
新疆料理はムスリム(清真)料理のようで肉類は羊、牛、鶏肉で特に羊を用い、また主食はナンと麺類だそうです。
今回は店舗で食事したかったのですが、一緒に行ってもらえる方が誰も居らず、休日に出前(外卖)で注文しました。
お店の外観です。前をよく通りますが、お客さんが結構入っています。また店頭でナンを販売しています。
出前に付いてきた割り箸です。
ここに載っている電話番号は全国と書いてありチェーン店のようです。そう言われてみると以前蘇州園区にも別の場所に2店舗同じ名前のお店がありました。同系列のお店だったようです。
以前にあったお店はとても流行っていたのですが、園区の再開発でビル自体が取り壊しとなり無くなってしまいました。
羊(左)と牛(右)の串焼き、各1本6元(約103円 為替17.1元換算)。私は新疆料理というとまずこの串焼きを思い浮かべます。
羊は若干歯応えがありましたが、肉の味が強く、クミン等の調味料が多量に使用されており、独特な風味があって非常に美味しいです。ビールが進みます。
韭菜盒子5元(約86円)。直訳すると「ニラの箱」でしょうか。餃子かと思って注文したところ、具材を皮(ナン?)に包んで焼いたもので、大きさは直径10cm弱の半円で食べ応え十分です。
中にはニラと卵が入っており、皮も丁度いい厚みと硬さです。そのままでも醤油につけても美味しいです。
牛肉炒面28元(約480円)。牛肉の焼きそばです。かなり辛いです。
麺は太さが3〜6mmの手打ち面で腰があります。また具材は牛肉、玉ねぎ、セロリが入っておりました。かなりの辛さですが味は美味しいですので、辛いものが好きな方はぜひお試し下さい。
別の店(188の地下)で買ったキリン一番搾り500ml 8元(約140円)。
新疆料理との相性抜群です。中国は缶ビールが日本の半額以下ですのでビール好きには最高です。日本もほぼ全自動で作っていると思いますので、もう少し安くならないものですかね笑。税金の関係でしょうか。
以上となります。いかがでしたでしょうか?
北疆飯店は手軽に本格的な新疆料理を味わうことができ、味は異国情緒満点、値段も安く是非お勧めさせて頂きます。特にあの串焼きは羊とビールが好きであればたまらないと思います。
今回の料理以外でも煮物や漬物も美味しいようで、また次回挑戦してみたいと思います。
それではまたお会いしましょう。
以前別の新疆料理店でいただいた「大盘鸡」という鶏とジャガイモ、トマト、ピーマン等の野菜の煮物。こちらも新疆の代表的な料理の一つのようです。
下記は新疆ウイグルの写真です。もう少し情勢が安定したらぜひ行ってみたいものです。
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