今回は蘇州工業園区の圆融时代广场にあるロシア式BBQのレストラン、通海俄式烧烤(tōnghǎiéshìshāokǎo)を紹介させて頂きます。
私はロシア料理というとピロシキとボルシチの様なシチューが有名と思っていましたが、BBQの様な炙り焼きも有名な様です。こちらのお店では漫画に出てくる様な大きさのBBQが堪能できます。味も濃い目の味付けで日本人の口にも合い、変わった肉料理が食べたい時にお勧めです。
■概要
レストラン名:通海俄式烧烤(圆融时代广场店)
場所: 苏州工业园区圆融时代广场14幢108号
アクセス:地下鉄1号線時代広場下車徒歩8分
営業時間:10:00〜2:00
俄式というのは中国語でロシア式という意味です。ロシアは中国語で俄罗斯(éluōsī)だそうです。ロシア以外の国名も中国語では英語と似た様な発音の漢字を使って設定されています。中国語を勉強している時になんだか暴走族みたいと面白く思っていましたが、よく考えてみると日本語もアメリカを亜米利加といったように諸外国名を発音が似た漢字で表していましたね。忘れておりました。
■外観
入り口前に大きなマトリョーシカ人形が二体並んでいます。(関係ないですが、マトリョーシカという名称は元々は女性の名前ということです)
■店内
ロシアっぽい?お洒落なインテリアでした。また日曜日の夕方に行ったのですが、中国人の方々で席は半分以上埋まっておりました。
注文方法はテーブルに貼ってあるQRコードを携帯のWechat(アプリ)で読み込むとメニューが開き、店員さんと話さなくても注文できるタイプでした。最近の蘇州のレストランはこのタイプを多く採用しており、中国のIT関係の進歩が感じられます。人件費削減にもなっていると思われます。私は中国語が話せないので非常にありがたいです。
■料理
今回はお肉を多めに注文しました。鳥、豚、羊、牛の串焼きとソーセージ、サラダを注文しましたが、まず一番の特徴はとにかく串焼きが大きいです。下記の写真からもわかると思います。どれも程よい油のノリ具合で非常に美味しかったです。お肉が沢山食べたい時にはぜひお勧めです。
またワインを一本注文しました。こちらは店員さんのお勧めでウクライナ産の赤ワインの様です。正直こちらはあまり美味しくなかったです。独特な風味がありました。ただウクライナはソビエト連邦時代では連邦内最大のワイン供給国だったようで、近年では輸出も急増、日本でも買える様なので美味しいものもあるのだと思います。次回はウクライナ産の違う種類のワインを注文したいと思います。
また今回注文したもの以外でも変わったビールやピザ、ボルシチ?等の料理もありました。
価格は大体下記の串が一本約30〜40元(459円〜612円)、二人でお腹いっぱい食べてワイン以外で約300元(4600円)でしたので蘇州の他の洋食店と同レベルと思います。
以上で紹介を終わります。とにかくお肉が一杯食べれて幸せな気分になれました。皆様も蘇州の時代広場に行く機会があればぜひお勧めします。
ロシア料理は日本ではあまり食べる機会がないですが、中国はロシアと密接に関係があり、探せばもっとロシア料理が楽しめるレストランがあるのかもしれません。このお店の今回注文した以外の色々な料理を味わった後に探してみたいと思います。
最後にロシアの写真を何枚か紹介します。いつかロシアにも行ってみたいものです。それではまたお会いしましょう。
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