中国蘇州の物価紹介

中国生活

今回は中国の物価(2021/9時点)についてご紹介させて頂きます。

中国蘇州の物価の私のイメージは日本に比べればまだ安価ですが、私が駐在を開始した2017年に比べると少しずつ日本に近づいてきていると感じます。

それではカテゴリーに分けて紹介させて頂きます。

■交通費

公共バス:1元〜6元(約17円〜102円 為替17円/元換算)

地下鉄:7駅(約9km) 3元(約51円)

タクシー:10km 約35元(約600円)

新幹線 上海→蘇州 約70km :39.5元(約672円)

交通費は日本に対してかなり安価です。特にタクシーは半額以下です。会社の規定で車に乗れない私にとってはありがたい限りです。

また新幹線も日本より安いです。COVID19が収まった後に新幹線で旅をしたいものです。席が広くて快適です。

■外食

私がよく利用するお店の価格は大体下記となります。

地元の麺類、定食屋さん等、一人前:10元〜(約170円〜 為替17円/元換算)

ファーストフード(マクドナルト、バーガーキング等)一人前:20元〜60元(約340円〜1040円)

日本料理レストラン(夕食、お酒代込):150元〜300元(約2550円〜5400円)

欧米系レストラン:150元〜400元(約2550円〜6800円)

スターバックスのカフェラテ(M):29元(約490円)

外食も日本より安価なイメージです。ただしスターバックスだけは日本より高価です。

■スーパーマーケットの価格(工業園区の天虹の価格)

○野菜関係

玉ねぎ1個:2.21元(約38円)

大蒜:1.58元(約27円)

アスパラガス9本:5.63元(約96円)

オクラ約20本:8元(約136円)

長ネギ一本:1.97元(約34円)

じゃがいも2個:2.17元(約37円)

野菜類は日本より2割から3割安いように思われます。中国では最低限の食材を誰でも購入出来るように野菜の価格を抑えているという話を聞いたことがあります。私の大好きな椎茸も激安です。

また果物も日本に比べて非常に安価で野菜、果物好きにはたまりません。

○肉類

鶏胸肉100g:2.76元(約47円)割引前

豚ヒレ肉100g:7.96元(約135円)割引前

肉類は日本とほとんど同じか少しだけ安価です。

(写真はすべて割引品となっております。。補足ですが日本と同じように夕方になると割引になりかなりお得に購入できます。)

○お菓子、その他

お菓子(ピーナツを煎餅で包んだもの):4.5元(約77元)

ポテトチップス(LAYS)70g :4.5元(約77円)

お菓子も安くて味は日本と変わらないものが沢山あります。特にLAYSの塩味のポテトチップスは最高です。スナック好きは中国で暮らすと誘惑が多くて大変です。。

リポビタンD 150ml (中国現地品):8.9元(約145円)

日本は100mlで150円ですので、こちらも日本より安価です。私は元々日本にいる時から大好きで、週に3回程度飲んでいます。リポビタンDを飲むと仕事の効率が上がります(気がします?)。TOEICの受験前も必ず飲んでいます。。

■コンビニや小さいスーパーの酒類

キリン一番搾り500ml(1缶)中国現地品 : 8~10元 (約136円~170円)

JIMBEAM(ウイスキー) 720ml :129元(約2190円)

いいちこ720ml:120元(約2040円)

いいちこ1.8l : 188元(3200円)

お酒は缶ビール以外は日本より高いです。ビール好きはいいですが、ウイスキーや焼酎が好きだと少し困りますね。これ以外では中国のお酒の紹興酒や白酒は勿論日本より安く購入できます。

■ホテル価格一泊

100元〜1200元(約1700円〜20400円)

こちらはピンキリですが、安いものは日本より安く、欧米系のホテル(マリオットやハイアット系列)は日本と同レベルのお値段と思われます。

ただし日本と中国で同じ値段のホテルを比べると中国の方が質が高いです。

■中国の所得について

下記HPにIPHONE 12 PRO(128GB)を購入するのに国別で何日働く必要があるか?という表が載っており非常に興味深かったのでリンクを貼っておきます。よろしければ是非どうぞ。
https://ain.ua/en/2020/11/12/iphone-index-2020/

中国では26.7日仕事をすればIPHONE 12 PRO(128GB)を購入できるようです。IPHONE 12 PROは約7000元(約119000円)ですので、これくらいが蘇州のような都市部の平均月収なのだと思います。

中国と日本を比較すると、中国は26.7日で日本は9.8日ですので、まだ2.5倍以上の差がありますね。物価はそこまで違わないので生活は日本に比べると若干は厳しいものと思われます。

(ちなみに1位のスイスは4.4日です。スイスの平均給料は日本の平均の2倍以上ということです。さすがスイス、いつか移住して仕事をしていみたいものです。)

また中国全土(都市部、郊外等全て含む)の平均所得は月約2000元(34000円 為替17円/元)とも言われております。そこから推測すると同じ中国でも場所により物価の差が非常に大きものと推測されます。

中国にいるうちに中国のいろいろな場所を旅してみたいものです。

今回は以上となります。

中国蘇州の物価は日に日に少しずつ上がっており、将来は日本の物価を超えるのではと考えています。何かこれをビジネスに活かせないか考えてみたいと思います。

また中国がそういった状況の中、日本はあれほど日本銀行が大規模金融緩和を継続して2%の物価上昇を目指しているのに未だに達成出来ていません。

私は経済については専門ではありませんが、素人ながらに中国をベンチマークしてどうにかならないのか?と思ってしまいます。

ただ私としては物価はさほど上がらず、株価は上がっていますので、むしろこちらの方が嬉しいですが。。

それではまたお会いしましょう。

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