中国蘇州で自然とふれあえるお勧めの公園「同里国家湿地公園」

中国生活

今回は蘇州工業園区から南東へ約30kmのところにある同里国家湿地公園について紹介させて頂きます。

こちらの公園は同里の湿地帯に作られた公園で有名な同里古墳から15kmのところにあります。面積は1142ヘクタール(11.42km2)の公園で草木が生い茂り、野鳥や水生動物が多数観察できます。

公園内には遊歩道が張り巡らされており、その途中にカフェ、小さな美術館、野鳥観察小屋やレストラン等が点在しています。大体一周するのに2時間程度掛かり、休日に自然の中で散歩を楽しむのに最高です。

■公園情報
住所:江苏省苏州市吴江区同里镇肖甸湖村
地図:https://j.map.baidu.com/7a/kXJ
入場料:20元(成人)

私は今回地下鉄1号線の星海広場駅から自転車で行きました。片道32kmで2時間は掛かりませんでした。

同里国家湿地公園の駐車場の入り口です。この入り口のモニュメントの通り、野鳥が沢山います。

ビジターセンターの写真です。かなり立派な建物でした。

ビジターセンターの中です。よく空調が効いており、自転車の疲れが吹き飛びます。この写真の部分でチケットを購入できます。大人一枚で20元でした。

公園の全体像です。左下がビジターセンターですが、赤い線に沿って一周すると約60分とあります。私は一つ一つ見て回ったので、結局二時間半くらい滞在しました。

私のお勧めは中央右に見える草木植物園と青い線の上の番号20、21周辺です。特に20、21は遊歩道が高い木々に囲まれており、日中でも涼しく自然が満喫できます。またその周辺には特に野鳥も多いです。

■説明書き

説明書きのかんばんがところどころにあります。すべて英語が併記されているので何と無く何が書いてあるか分かります。

■遊歩道

湿地の上を歩く橋のような遊歩道と、石畳のような部分、きちんと舗装したアスファルトの部分があります。また森の中にも遊具等があったりで遊歩道を外れて歩いても問題ないようです。

この上の写真の部分は最高でした。日本の山の中の歩いているような気分になりました。この日だけなのか不明ですがお客さんが少なく、とても静かな公園です。ぜひ土日の散歩にお勧めします。

また湿地帯の上の遊歩道があまり手入れされておらず、植物が生い茂りすぎて歩けなくなっているところもありました。私がこういう方が好きですが。これで大型の水生動物でもみれれば更に最高です。

■休憩所
所々に下記のような休憩所がありました。人が少なく、どこも空いており私は30分程度仮眠してしまいました。どこも屋根があり、日光が防げて快適でした。

■草本植物園

満開です。草木に疎く何の花かよく分かりませんがとりあえず綺麗です。

オランダの風車のようなオブジェ。

広場にあったカフェ。少人数しか入れなそうですが建物がおしゃれでした。

■バス
下記のような汽車の形をしたバスが走っており、歩きたくない人はこれに乗って移動できます。お子さんがいる方はぜひ。

■美術館

美術館入り口。併設して地元の食事処とお土産屋さん?みたいなものがありました。

正直中国語が読めないのでよく分かりませんが、この辺の昔の生活風景の説明と展示品が多数あったように思われます。中国の昔の生活用品も味があっていいですね。

■野鳥観察所

建屋は本格的ですが、全く野鳥は見えず。こちらの公園内の野鳥は警戒心が高く、ほぼ写真に収められませんでした。そもそも携帯電話のカメラでは無理があるのでしょうか??そろそろ望遠レンズが付いたカメラを買う時期が来たのかもしれません。

唯一野鳥が取れた写真です。白鷺と思われます。森の中にはかなり沢山いるのに全く撮れませんでした。NHK等の映像で野鳥が綺麗に写っていますが、すごい技術だということが改めて理解できました。

■その他草花

これは何の実でしょうか?結構大きく美味しそうでした。

久々にひまわりを見ました。見事に咲いていました。補足ですが、中国の方々は大体ひまわりの種が大好きです。日本人がガムを噛む感覚で食べています。

こちらの竹林はかなり立派でした。遠くに見える手漕ぎの船と相まってとても風流でした。

以上です。

自然が沢山あり、人も少なくお勧めの公園です。少し遠く公共機関で簡単に行ける場所ではありませんが、タクシーで工業園区から100元くらいのようで、自然が好きであれば是非お勧めさせて頂きます。

また季節的に暑くなってきましたので熱中症対策はお忘れなくどうぞ。私は自転車で帰るときに若干頭が痛くなりました。皆様も是非お気をつけ下さい。

それではまたお会いしましょう。

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